鑑定ブログ

安心と信頼

HOME > 鑑定ブログ > ブランドの話  > ☆ニセモノ工場☆

☆ニセモノ工場☆

2007年09月19日 ブランドの話

先ほどTVで中国のブランド品のニセモノ工場について放映されていました。

内容は、大阪にあるブランド品のニセモノを販売しているお店に番組スタッフが客を装い入店。

バックや時計など色々見せてもらいながら話を店員から聞くと中国ルートで仕入れしているとの事。

数年前までは圧倒的に韓国から密輸されて来ていたらしいが、昨年頃から中国からの密輸が韓国ルートより多くなっているみたいです。

その理由を探るため、スタッフが中国へ・・・

ちょっと意味が解らなかったのが「ニセモノの密輸を良く知る貿易商」という人が出てきて、ニセモノ工場に潜入し隠しカメラで撮影。

こんな事出来るのかな?と思いながら、グッチのバックのニセモノを作っている真っ最中の現場の撮影に成功。他にも有名ブランドの衣料も作っていました。

工場は警察に見つからないように2週間ほどで場所を移動するみたいです。

もし見つかると罰金が日本円でおよそ1500万円程らしい・・・

中国の広州に革製品の問屋街があり、そこのお店の隠し部屋でコピー品を販売している模様。

27万円位の定価のルイ・ヴィトンのバックが日本円で12,000円程で買えるみたいです。

TVでは超A級品とか言っていましたが、本物に精巧に近づければ近づけるほど経費がかかるので、こんなに安く販売しているコピー品は私の考えからすると「超A級品」からは程遠いような・・・

コピー品というのは本物に比べどこか手抜きがあって作られています。(経費削減のため)

そこを見極める事は時に大変困難な時もあります。

しかしそれを打開するためには「勉強」しかないのです

昨日も月に1回行われるブランド品の勉強会、会議に出席するため名古屋に行ってきました。

そこでは質屋の仲間が集まり、知恵、知識を出し合ってお互いにブランド品を見極める力を養おうということをやっています

それと、コピー品が少しでも日本から(出来れば世界中から)無くなることを願っています

海外旅行で遊び半分で故意にコピー品を買ったり、コピー品と解ってて買ったりは是非やめて下さいね。

どうせすぐに壊れますから・・・

ネットでも怪しい商品がたくさん出ているようなので、人気商品が異常に安かったりするのは気を付けて下さいね

岐阜の質屋 渡辺質店 渡辺圭一でした。

一覧に戻る

最近の記事

カテゴリー

バックナンバー