鑑定ブログ


2009年03月10日 着物の話
以前にもブログで書いた事もありますが、着物の話です
最近では、町を歩いていても着物を着ている人はほとんど見当たりません・・・
やはり時代の流れというものでしょうか?
例えば、御葬式に参列しても喪服を着ているのは喪主の奥様くらいで
そのほかの親族や参列者はほとんど洋服の喪服です。
なぜ着物を着る人が減ったのか・・・?
一つの理由は、簡単に着れないということです。
着物を着るにはまずそれなりの髪型をしなければなりません。
自分でやるのも大変です・・・という事で美容院でやってもらう。
時間とお金がかかりますね
その様な理由から普段着で着るということから敬遠されるのでしょう。
今では着物を着る=特別な日
となっています。
普段着で着ている時代はいつまでだったのでしょうか?
このような事から、質屋でも着物を扱わないお店が増えています・・・
当店は開業以来、着物は当たり前の様に取り扱いしてきました。
私で3代目となるのですが、せっかく質草(質屋が取り扱う商品)として成り立っていた物を
私の代で無くすわけにはいきません。
私も着物はやっていきます。
最近の質屋の傾向は、若い世代が(跡継ぎ)着物をやらなくなっています。
ブランド品が多く流通する今日では、そちらがメインになり需要の少ない着物をやらなくなっています。
しかし渡辺質店は出来るだけ長く着物は取り扱って行きたいと思います。
日本の大事な文化の一つですからねっ![]()
そこで、頑張って着物をやっていますがその中でもお金に見積もれない物もあります。
喪服・・・上記に書いたように着る人がほとんどいません。
羽織・・・こちらも着る人がいません。
汚れ、シミのひどい物・・・染み抜き等にお金がかかり採算が取れません。
正絹でないもの・・・ウールやテトロンで出来ている着物は価値がありません。
逆に比較的値段が良いものは
大島紬・・・一番値段が付き易いですが、産地にもよります。
※ご購入時に端切れ(産地や証明が記載されている)が付いてくると思いますが一緒にお持ち下さい。
柄行・・・時代の流れによって柄行も変わってきています。
今はグレー、こげ茶などダーク系のシックな柄が人気有ります。
昔流行した明るい色は古く見ててしまいます。赤、黄、紫等・・・
お電話でもよく「着物やってますか?」というお問合せをいただきますが
当店はもちろん返事は「はい!!」です。
ただ、着物は見ないとなんともお答え様がないので、お手数ですが店頭までお持ち下さい。
1枚1枚値段をつけさせていただきます。
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地域NO1最高値買取を目指して挑戦中!!
壊れていても 切れたチェーンでも ピアス片方でも
歪んだ指輪でも大丈夫ですよ。
岐阜の質屋 渡辺質店 渡辺圭一 でした。
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