2007年09月01日 金(きん)の話
質屋には色々な物が来ます。 それが面白いのですが・・・
今日来店していただいたお客様からお品物をお預りしました。
お預りというのは質預りでなく、鑑定の為のお預かりです。
お品物は「金(きん)」です。
当店で比重を計測したところ、K14(14金、金の純度58.5%)以下という数値でそれ以下の金の純度を詳しくお調べできないため、数日間お品物をお借りして詳しく調べに出す事にしました。
見た目は金が使ってあるように見えますが、どれくらいの純度があるかが問題です・・・
結構重くて、全部で1キロ近くあると思われます。
何かのパーツの様な形をしていますが、お客様もわからない様です・・・
さて、どれくらいの純度で金が使用されて出来た物なのでしょうか?
結果が楽しみです。
金が使われていなく、色だけ金色しているケースもあるので、確実に金が入っているとは今の段階ではわかりません・・・
せっかく、お客様も期待しているので金が使ってあればいいのですが!!
これに関係して、時々お持込されるもので「金歯」があります。
金歯がゆるくなって取り替えた古い物など・・・ちゃんとお金になるんですよ。
ひょっとして、おじいさん、おばあさんがはめていた物とかタンスの奥に眠っていませんか?
残念ながら、私の口には金歯が入ってないのでお金にはなりません
岐阜の質屋 渡辺質店 渡辺圭一でした。